賃貸生活で重要な収納スペース
賃貸住宅を選ぶときには間取り図を重視する傾向がありますが、間取り図に頼ってしまったために失敗しているケースも少なくありません。間取り図には部屋のレイアウトが書かれていて、縮尺もおよそ現実を反映しているものがほとんどです。実際には縮尺が違っていたために、思っていたよりも部屋が狭くて失敗しているケースもあります。ただ、より多い失敗例として、収納不足も挙げられるので注意しましょう。間取り図には収納部分がはっきりと書かれていないことがよくあります。押し入れやウォークインクローゼットは間取り図上に明記されている場合が多いものの、吊り棚や床下収納などは記載がない場合がほとんどです。
収納は目で見て確認しよう
間取り図にない収納が実は存在していたという場合には、想定していたよりも収納スペースが広くなるだけなので問題になることはあまりありません。しかし、あると思っていた収納が存在しなかったときには大きな失敗になります。キッチン台の上に収納があるはずだと思っていたら存在しなかったり、とても小さかったりするケースもあるでしょう。トイレやお風呂に掃除用具や消耗品の収納があると思っていたら存在しなかったという例もあります。今まで住んでいた家にあった収納は当然ついているだろうと思い込みがちです。しかし、実際には賃貸住宅ではコストがかかるので収納をあまり付けていない部屋もたくさんあります。現場に行って実際に見てみないと期待しているような収納があるかどうかは判断するのが難しいので気を付けましょう。
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